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11.10.11
発酵のチカラ
猛暑と節電の夏が終わり、そろそろ疲れが出てくるこの頃…。そんな夏疲れしたカラダに効果的な、発酵食品はいかがですか?
発酵食品と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ヨーグルトやキムチ、味噌に納豆といったところでしょうか。ほかに、パンやビール、チーズはもちろん、意外に知られていませんが、かつお節も発酵食品です。
発酵とは、微生物および酵素が有機化合物を分解し有益な物質へ変化させる現象のこと。逆に腐敗は人間にとって有害なものを作り出す現象で、両者とも微生物が関与しているとはいえ、大きな違いがあるのです。
発酵食品が健康によいことは広く知られるところですが、どういうところがなぜよいのでしょうか。まず挙げられるのが「栄養分が増す」こと。ゆでた大豆と納豆を比べるとビタミンB2は6倍も増えます。さらに納豆菌の働きによって出来る「ナットウキナーゼ」が、血液の流れを良くしてくれます。次に「風味が増す」ことです。紅茶やワインなど香りのよいものから、くさやや納豆など苦手な人にはたまらない種類のものもあります。これは発酵によってグルタミン酸などのうまみ成分が増えた結果。味噌や醤油の香りも発酵食品ならではです。最後は「保存がきく」こと。生の牛乳よりチーズの方が、カツオよりも鰹節の方が保存がききますよね。保存中は熟成が進むというおいしいオマケがついてくる食品もあるほどです。
数千年も前から、世界中の風土や食生活が生んだ伝統食である発酵食品は、カラダにうれしく豊かな食を約束してくれる究極のスローフードといえそうです。
参考 :
goo http://www.goo.ne.jp/
粟長醤油株式会社 http://www.awacho.co.jp/
株式会社柳屋本店 http://www.yanagiya.co.jp/
ユーコープ事業連合 http://www.ucoop.or.jp/
日本水産株式会社 http://www.nissui.co.jp/
クラブパナソニック http://club.panasonic.jp/
暮らしに息づく数字、「名数」。
百名山、七福神、三冠王、八景…。古くから日本では、数詞を用いた表現を「名数」と呼んで伝えてきました。名数とは「同類のものをいくつかまとめ、上に数字をつけて呼ぶ呼び方」(大辞林より)。一、二といった小さい数はもちろん、千人針、八百万の神などのように大きな単位も用いられており、現代でも三大○○や百○など次々につくられています。ものごとをひとくくりにしてランキングする、あるいは覚えやすくするための工夫として、私たちの暮らしを豊かに彩ってくれる存在ともいえそうです。
2007年に行ったある調査では、日本人が好む数字の上位に「7」「3」「8」があがっています。ラッキーセブンの7や末広がりの8はともかく、3とは? 実は「3」という数字は中国で縁起のよい数字とされ、その考え方が日本にも伝わったのだとか。三々九度や三大○○など数も多く、名数の中でも身近な数字ともいえそうです。
名数は「世界の七不思議」や「日本の百名山」といったスケールの大きなものから、「江戸三座」や「鎌倉の名数」など地域に根ざすものまでさまざまで、私たちの生活の中に深く息づいていることがわかります。
近所の札所巡りや名数がついた地元の観光スポットを調べて訪れたり、「わが家の三種の神器」や「うちのワンコの七不思議」など、家族オリジナルの名数をつくってみてはいかがですか?
参考 :
「大辞林」(三省堂)
「国語百談」(日下部重太郎著)鎌倉ぶらぶら http://www.kamakura-burabura.com/
NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/
データ出典;平成19年 NHK放送文化研究所による調査
楽しい旅は上手な荷造りから
国内の航空会社が相次いで格安航空会社参入を発表、インターネットの普及でツアー申込も簡便化するなど、旅は身近で多様なものとなりつつあります。折からの登山ブームも続いており、旅の準備も楽しみのひとつでもありますね。
一方で旅行の支度が苦手な方やパッキングに悩む方も少なくないようです。一緒に旅行する友人の荷物はコンパクトなのに、自分はいつもひと回り大きなカバンを持っているという思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。 あれもこれも必要かもと思いつくままモノを入れたら、膨大な荷物になりかねません。そこで楽しい旅のためのパッキングのコツをお届けします。
まずは、持ち物リストを作ります。衣類、靴、雨具などの必需品と常備薬などをリストアップ。現地で調達するという方法もありますが、入手できないことも考えておむつなどは使い慣れたものを持参するのが無難です。リストには持参するかどうか迷うもの、あると便利なものなども含め、考えつくものをすべてあげておきましょう。
リストアップが終わったら、リストにあげたものを実際に床の上などに並べてみます。この作業で、頭の中で描いていた荷物の量が実際の量となって「見える化」します。スーツケースに入れるのかボストンバッグで足りるのかという、適切なカバン選びの参考にもなります。持ち物全体を見ることによって、不要なものや代替えできるものがないかの判断がしやすくなるのです。
さて、持ち物が決まったらいよいよパックです。スーツケースは移動の時の状態、つまり立てた場合を考えて、重いものを下にパッキングします。大きくなものから詰めていき、小さいものですき間を埋めるように入れていくとよいでしょう。リュックや手提げのかばんは重心が上になるように、軽いものを下、重いものを上に入れることで軽く感じることができます。つまりスーツケースとは逆です。
パッキングアイテムとしておすすめなのが、ジッパーつき透明ビニール袋。中身が見えるので整理しやすく、移動中の乗り物の中で与えるおやつなどお子さんのものを入れたりするにも便利です。予備に何枚か持っていくのがおすすめです。また、セーターなどかさばる服は、衣類用圧縮袋を利用すればコンパクトになります。そうそう、帰りにお土産を入れるスペースを空けておくのも忘れずに。少しの工夫で上手なパッキングをし、楽しい旅行をしたいものですね。
参考 :
四国電力株式会社 http://www.yonden.co.jp/
日本航空株式会社 http://www.jal.co.jp/
グリプトンドットコム http://www.griptone.com/
こちら旅の情報部 http://www.tabimap.com/
毎日、スプーン1杯の「飲む油」で、健康と美しさを。
摂ると太る、というイメージが強く、ダイエットに関心の高い人にとっては最も敬遠されがちな油ですが、実は健康や美容のためには油分のすべてをシャットアウトすればいいというわけではありません。脂肪には、摂り過ぎてはいけないものと、細胞形成に必要不可欠で積極的に摂らなくてはいけないものとがあります。前者は、肉の油やバター、卵、乳製品など動物性食品に多く含まれる「飽和脂肪酸」で、エネルギー源としては大切ですが、コレステロールが多く、摂り過ぎると中性脂肪の増加を招いて肥満の要因にもなります。これに対して後者は、ひまわり、ゴマ、オリーブ、紅花、コーン、亜麻、シソ、クルミなどの植物油や魚油に含まれているもので、「不飽和脂肪酸」と呼ばれています。そして、この中の「α-リノレン酸」と「リノール酸」という二つの成分が、カラダに不可欠な“必須脂肪酸”なのです。特に、中性脂肪を減らし、脳神経や視神経の正常な働きに有効な「α-リノレン酸」の不足が、多くの病の原因の一つと考えられています。必須脂肪酸は体内で生成することができないため、必ず食べ物かサプリメントで摂取しなければなりません。不足すると健康維持が難しくなり、肌や体調に影響が出てきます。そんな背景から最近、一躍注目を浴びているのが“油を飲む”というスタイル。そのまま飲むのはもちろん、サラダのドレッシングにしたりパンに塗ったり、スープやジュースに入れたり、調味料のようにおかずやパスタにかけたりと、使い方はさまざま。共通しているのは、火を通すと成分が破壊してしまうため加熱しないで生のまま使うところ(オリーブ油は除く)。そして、いくらカラダに良いからといって飲み過ぎないこと。過剰摂取は逆効果です。これまで、「飲む油」の定番といえば、“天然の母乳”とも言われた「オリーブ油」でした。美白・美肌・美髪をうたい、朝、エクストラヴァージンオイルをスプーン1杯飲むだけのダイエット法が広まりました。
近頃の一番人気は、亜麻という植物の種から獲れる「亜麻仁油」。コレステロールを排出する働きがあり、高血糖や高血圧の抑制に効果を発揮します。一日の飲む量は、成人で大さじ1~2杯が目安。
同様にシソ科のエゴマの種子を搾った「エゴマ油」も人気です。また、「アボガド油」は、朝食前に小さじ1杯飲むことで食欲を抑えてダイエット効果を発揮。動脈硬化の予防やコレステロール値を下げたり、デトックス、美肌などにも効果的です。
さらに、東京都内には食用油専門店も出現。店頭には約50種類の油が揃っており、試飲もできるとあって、油に目覚めた多くの“アブラー”たちが足を運んでいます。
“サラッとして油っぽくない”“ベタベタしない”-----良質の油を飲むと、カラダにも肌にもいいことが広まりつつあります。しかし、飲んですぐ効果が表れるというものではありません。あくまでも毎日のスプーン1杯の積み重ね。健康とキレイは、長期的に取り組みましょう。
参考 :
日経MJ(2011年7月25日付)
“つくる”から“貯める”へ。「家庭用蓄電池」で、電気の自給自足。
割安な夜間電力を充電して蓄えておき、停電時などの緊急用に自宅内の電化製品を稼働させたり、貯めた電気を昼間に使うことでピーク時の消費電力を抑制する効果のある「家庭用蓄電池(リチウムイオン電池)」。これまでは、日本の電力供給が安定し、かつ蓄電池が高額だったことから、業務用や一部の住宅関連などの限られた需要にとどまり、家庭用レベルでは価格に見合うだけの必要性を感じていなかったというのが実情でした。ところがはからずも、東日本大震災の影響による電力不足によって「家庭用蓄電池」の有用性が改めてクローズアップ。メーカー各社はにわかに、活発な動きを見せ始めました。「東芝」は、2012年に予定していた「家庭用蓄電池」の発売開始を大幅に前倒しして今年の6月に変更。蓄電容量は、1KW(キロワット)時、3KW時、5KW時の3種類。持ち運び可能で家庭のコンセントにつなぎ、5分間で急速充電。1KW時の製品で、500Lの冷蔵庫を約5時間冷やすことができ、価格は約40~50万円。「パナソニック」も当初の計画を変更し、今年度内の商品化を目指します。「三洋電機」は、業務用蓄電池をダウンサイジングした家庭用システムを夏に発売。
大和ハウス工業やシャープなどが出資する業務用蓄電池メーカー大手の「エリーパワー」は、販路を家庭用にも拡大。2KW時、約150~200万円の「家庭用蓄電池」を今秋発売する予定です。
「スマートエナジー社」からは、ハイブリッド車の走行用電源にも利用できる車載用・緊急用蓄電池「VEUS(ベウス)」を5月に発売。4KW時が約94万円、8KWが約190万円。
また、家電量販最大手の「ヤマダ電機」は、4月、家電量販店では初となる「家庭用蓄電池」の販売を開始して話題となりました。扱い商品は「エジソンパワー社」の「E-STOCKER(イー・ストッカー)」で、1KW時と2.5KW時の2種類。価格は、70~190万円程度。 一方、「ビックカメラ」には、6月、中国の電池メーカー最大手の「BYD」が上陸。2.4KW時で約80万円と、魅力的な価格帯で強力アピール。追って、韓国や台湾のメーカーも参入してくると言われており、国内の蓄電池市場は、一気に激化することが予想されます。
「家庭用蓄電池」に対しては、太陽光発電システムのような政府からの補助金は交付されません。電機業界にとって、新たな巨大市場へと発展する可能性を秘めた「家庭用蓄電池」ですが、本格普及のためには、製造コスト削減などによる低価格化への企業努力と公的助成の両面にカギがありそうです。
参考 :
東芝 http://www.toshiba.co.jp/
パナソニック http://panasonic.jp/
三洋電機 http://panasonic.co.jp/sanyo/
エリーパワー http://eliiypower.co.jp/
スマートエナジー http://www.smart-energy.jp/
ヤマダ電機 http://www.yamada-denki.jp/
エジソンパワー http://www.edisonpower.co.jp/
ビックカメラ http://www.biccamera.com
日経産業新聞(2011年7月19日付)
「ダイエットレストラン」で、夢の“満腹ダイエット”!
“ダイエット”と“レストラン”。一般的には結びつかないと思われがちです。それどころか、お互いに敵対すると言ってもいいほどです。しかし近頃、“太るのはイヤ…でも美味しいものも食べたい!”という相反する欲求に応えるべく、美味しい食事をお腹いっぱい食べて痩せられる、夢のようなレストランが出現して話題を集めています。今年の5月、東京・渋谷にオープンした「ナチュラルダイエットレストラン NODO」。食・健康・ダイエット、という3つのキーワードを“結ぶ”(伊=NODO)役割を担うという意味を込めて名付けられた、イタリアンベースのレストランです。「血糖コントロール理論」が持論の日本ダイエット協会会長、戸田晴実氏をアドバイザーに迎え、すべて徹底した低糖・低カロリーのメニューを実現。食事の量を減らすのではなく、糖質の少ない、つまり血糖値が上がりにくい食材の使用と調理法で脂肪の蓄積を防ぎ、メインディッシュからデザートまでのフルコースの総熱量が、なんと500kcal以下!「パルマ産生ハムとたっぷり野菜のサラダ」(88kcal)、「ワタリガニのミネストローネ」(42kcal)、「仔牛ロースと山形野菜のグリル」(103kcal)など、どのメニューもダイエット料理にありがちな“味気のなさ”“物足りなさ”からくるストレスを感じることなく、美味しく楽しく満腹になれるというところがリピーターを増やしている理由のようです。ランチは1,500円~、ディナーは2,800円~。同じく5月、東京・銀座に開業したのは「グルメドクター」。店名が示すように、メニューの監修にはアンチエイジングを専門とする医師を、また総料理長にはダイエットドクターを迎え、“知らないうちにダイエット、気づいたときにはデトックス”を合言葉に、美味しく食べれるダイエットレシピを考案。人気は、「農園野菜のトマトカレー」(391kcal/1,200円)や17種類の食材を使った「バランスバーガー SA-17プレート」(395kcal/980円)、「季節野菜のセイロ蒸し」(71kcal/900円)など。
また、スポーツジムとダイエット料理のコラボレストランが、「b-ZONE」(東京・日本橋/運営・C-プランニング)。ジムで行うダイエットプログラムの一環として、高タンパク・低糖質・低脂質・ノンオイルの料理を提供していたのを一般の人にも開放しようと、昨年、誕生しました。
個人レベル、家庭レベルだったダイエット挑戦料理が、街なかのレストランへと広ががり、自宅では味わうことのできないプロの味で理想的な健康や美容を手に入れることができる。そんなレストランを待ち望んでいた人は、決して少なくないはずです。
参考 :
ナチュラルダイエットレストラン NODO http://www.nodo-diet.com/
グルメドクター http://www.gourmet-doctor.com/
C-プランニング http://c-pn.co.jp/
日経MJ(2011年7月18日付)
発酵食品と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ヨーグルトやキムチ、味噌に納豆といったところでしょうか。ほかに、パンやビール、チーズはもちろん、意外に知られていませんが、かつお節も発酵食品です。
発酵とは、微生物および酵素が有機化合物を分解し有益な物質へ変化させる現象のこと。逆に腐敗は人間にとって有害なものを作り出す現象で、両者とも微生物が関与しているとはいえ、大きな違いがあるのです。
発酵食品が健康によいことは広く知られるところですが、どういうところがなぜよいのでしょうか。まず挙げられるのが「栄養分が増す」こと。ゆでた大豆と納豆を比べるとビタミンB2は6倍も増えます。さらに納豆菌の働きによって出来る「ナットウキナーゼ」が、血液の流れを良くしてくれます。次に「風味が増す」ことです。紅茶やワインなど香りのよいものから、くさやや納豆など苦手な人にはたまらない種類のものもあります。これは発酵によってグルタミン酸などのうまみ成分が増えた結果。味噌や醤油の香りも発酵食品ならではです。最後は「保存がきく」こと。生の牛乳よりチーズの方が、カツオよりも鰹節の方が保存がききますよね。保存中は熟成が進むというおいしいオマケがついてくる食品もあるほどです。
数千年も前から、世界中の風土や食生活が生んだ伝統食である発酵食品は、カラダにうれしく豊かな食を約束してくれる究極のスローフードといえそうです。
参考 :
goo http://www.goo.ne.jp/
粟長醤油株式会社 http://www.awacho.co.jp/
株式会社柳屋本店 http://www.yanagiya.co.jp/
ユーコープ事業連合 http://www.ucoop.or.jp/
日本水産株式会社 http://www.nissui.co.jp/
クラブパナソニック http://club.panasonic.jp/
暮らしに息づく数字、「名数」。
百名山、七福神、三冠王、八景…。古くから日本では、数詞を用いた表現を「名数」と呼んで伝えてきました。名数とは「同類のものをいくつかまとめ、上に数字をつけて呼ぶ呼び方」(大辞林より)。一、二といった小さい数はもちろん、千人針、八百万の神などのように大きな単位も用いられており、現代でも三大○○や百○など次々につくられています。ものごとをひとくくりにしてランキングする、あるいは覚えやすくするための工夫として、私たちの暮らしを豊かに彩ってくれる存在ともいえそうです。
2007年に行ったある調査では、日本人が好む数字の上位に「7」「3」「8」があがっています。ラッキーセブンの7や末広がりの8はともかく、3とは? 実は「3」という数字は中国で縁起のよい数字とされ、その考え方が日本にも伝わったのだとか。三々九度や三大○○など数も多く、名数の中でも身近な数字ともいえそうです。
名数は「世界の七不思議」や「日本の百名山」といったスケールの大きなものから、「江戸三座」や「鎌倉の名数」など地域に根ざすものまでさまざまで、私たちの生活の中に深く息づいていることがわかります。
近所の札所巡りや名数がついた地元の観光スポットを調べて訪れたり、「わが家の三種の神器」や「うちのワンコの七不思議」など、家族オリジナルの名数をつくってみてはいかがですか?
参考 :
「大辞林」(三省堂)
「国語百談」(日下部重太郎著)鎌倉ぶらぶら http://www.kamakura-burabura.com/
NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/
データ出典;平成19年 NHK放送文化研究所による調査
楽しい旅は上手な荷造りから
国内の航空会社が相次いで格安航空会社参入を発表、インターネットの普及でツアー申込も簡便化するなど、旅は身近で多様なものとなりつつあります。折からの登山ブームも続いており、旅の準備も楽しみのひとつでもありますね。
一方で旅行の支度が苦手な方やパッキングに悩む方も少なくないようです。一緒に旅行する友人の荷物はコンパクトなのに、自分はいつもひと回り大きなカバンを持っているという思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。 あれもこれも必要かもと思いつくままモノを入れたら、膨大な荷物になりかねません。そこで楽しい旅のためのパッキングのコツをお届けします。
まずは、持ち物リストを作ります。衣類、靴、雨具などの必需品と常備薬などをリストアップ。現地で調達するという方法もありますが、入手できないことも考えておむつなどは使い慣れたものを持参するのが無難です。リストには持参するかどうか迷うもの、あると便利なものなども含め、考えつくものをすべてあげておきましょう。
リストアップが終わったら、リストにあげたものを実際に床の上などに並べてみます。この作業で、頭の中で描いていた荷物の量が実際の量となって「見える化」します。スーツケースに入れるのかボストンバッグで足りるのかという、適切なカバン選びの参考にもなります。持ち物全体を見ることによって、不要なものや代替えできるものがないかの判断がしやすくなるのです。
さて、持ち物が決まったらいよいよパックです。スーツケースは移動の時の状態、つまり立てた場合を考えて、重いものを下にパッキングします。大きくなものから詰めていき、小さいものですき間を埋めるように入れていくとよいでしょう。リュックや手提げのかばんは重心が上になるように、軽いものを下、重いものを上に入れることで軽く感じることができます。つまりスーツケースとは逆です。
パッキングアイテムとしておすすめなのが、ジッパーつき透明ビニール袋。中身が見えるので整理しやすく、移動中の乗り物の中で与えるおやつなどお子さんのものを入れたりするにも便利です。予備に何枚か持っていくのがおすすめです。また、セーターなどかさばる服は、衣類用圧縮袋を利用すればコンパクトになります。そうそう、帰りにお土産を入れるスペースを空けておくのも忘れずに。少しの工夫で上手なパッキングをし、楽しい旅行をしたいものですね。
参考 :
四国電力株式会社 http://www.yonden.co.jp/
日本航空株式会社 http://www.jal.co.jp/
グリプトンドットコム http://www.griptone.com/
こちら旅の情報部 http://www.tabimap.com/
毎日、スプーン1杯の「飲む油」で、健康と美しさを。
摂ると太る、というイメージが強く、ダイエットに関心の高い人にとっては最も敬遠されがちな油ですが、実は健康や美容のためには油分のすべてをシャットアウトすればいいというわけではありません。脂肪には、摂り過ぎてはいけないものと、細胞形成に必要不可欠で積極的に摂らなくてはいけないものとがあります。前者は、肉の油やバター、卵、乳製品など動物性食品に多く含まれる「飽和脂肪酸」で、エネルギー源としては大切ですが、コレステロールが多く、摂り過ぎると中性脂肪の増加を招いて肥満の要因にもなります。これに対して後者は、ひまわり、ゴマ、オリーブ、紅花、コーン、亜麻、シソ、クルミなどの植物油や魚油に含まれているもので、「不飽和脂肪酸」と呼ばれています。そして、この中の「α-リノレン酸」と「リノール酸」という二つの成分が、カラダに不可欠な“必須脂肪酸”なのです。特に、中性脂肪を減らし、脳神経や視神経の正常な働きに有効な「α-リノレン酸」の不足が、多くの病の原因の一つと考えられています。必須脂肪酸は体内で生成することができないため、必ず食べ物かサプリメントで摂取しなければなりません。不足すると健康維持が難しくなり、肌や体調に影響が出てきます。そんな背景から最近、一躍注目を浴びているのが“油を飲む”というスタイル。そのまま飲むのはもちろん、サラダのドレッシングにしたりパンに塗ったり、スープやジュースに入れたり、調味料のようにおかずやパスタにかけたりと、使い方はさまざま。共通しているのは、火を通すと成分が破壊してしまうため加熱しないで生のまま使うところ(オリーブ油は除く)。そして、いくらカラダに良いからといって飲み過ぎないこと。過剰摂取は逆効果です。これまで、「飲む油」の定番といえば、“天然の母乳”とも言われた「オリーブ油」でした。美白・美肌・美髪をうたい、朝、エクストラヴァージンオイルをスプーン1杯飲むだけのダイエット法が広まりました。
近頃の一番人気は、亜麻という植物の種から獲れる「亜麻仁油」。コレステロールを排出する働きがあり、高血糖や高血圧の抑制に効果を発揮します。一日の飲む量は、成人で大さじ1~2杯が目安。
同様にシソ科のエゴマの種子を搾った「エゴマ油」も人気です。また、「アボガド油」は、朝食前に小さじ1杯飲むことで食欲を抑えてダイエット効果を発揮。動脈硬化の予防やコレステロール値を下げたり、デトックス、美肌などにも効果的です。
さらに、東京都内には食用油専門店も出現。店頭には約50種類の油が揃っており、試飲もできるとあって、油に目覚めた多くの“アブラー”たちが足を運んでいます。
“サラッとして油っぽくない”“ベタベタしない”-----良質の油を飲むと、カラダにも肌にもいいことが広まりつつあります。しかし、飲んですぐ効果が表れるというものではありません。あくまでも毎日のスプーン1杯の積み重ね。健康とキレイは、長期的に取り組みましょう。
参考 :
日経MJ(2011年7月25日付)
“つくる”から“貯める”へ。「家庭用蓄電池」で、電気の自給自足。
割安な夜間電力を充電して蓄えておき、停電時などの緊急用に自宅内の電化製品を稼働させたり、貯めた電気を昼間に使うことでピーク時の消費電力を抑制する効果のある「家庭用蓄電池(リチウムイオン電池)」。これまでは、日本の電力供給が安定し、かつ蓄電池が高額だったことから、業務用や一部の住宅関連などの限られた需要にとどまり、家庭用レベルでは価格に見合うだけの必要性を感じていなかったというのが実情でした。ところがはからずも、東日本大震災の影響による電力不足によって「家庭用蓄電池」の有用性が改めてクローズアップ。メーカー各社はにわかに、活発な動きを見せ始めました。「東芝」は、2012年に予定していた「家庭用蓄電池」の発売開始を大幅に前倒しして今年の6月に変更。蓄電容量は、1KW(キロワット)時、3KW時、5KW時の3種類。持ち運び可能で家庭のコンセントにつなぎ、5分間で急速充電。1KW時の製品で、500Lの冷蔵庫を約5時間冷やすことができ、価格は約40~50万円。「パナソニック」も当初の計画を変更し、今年度内の商品化を目指します。「三洋電機」は、業務用蓄電池をダウンサイジングした家庭用システムを夏に発売。
大和ハウス工業やシャープなどが出資する業務用蓄電池メーカー大手の「エリーパワー」は、販路を家庭用にも拡大。2KW時、約150~200万円の「家庭用蓄電池」を今秋発売する予定です。
「スマートエナジー社」からは、ハイブリッド車の走行用電源にも利用できる車載用・緊急用蓄電池「VEUS(ベウス)」を5月に発売。4KW時が約94万円、8KWが約190万円。
また、家電量販最大手の「ヤマダ電機」は、4月、家電量販店では初となる「家庭用蓄電池」の販売を開始して話題となりました。扱い商品は「エジソンパワー社」の「E-STOCKER(イー・ストッカー)」で、1KW時と2.5KW時の2種類。価格は、70~190万円程度。 一方、「ビックカメラ」には、6月、中国の電池メーカー最大手の「BYD」が上陸。2.4KW時で約80万円と、魅力的な価格帯で強力アピール。追って、韓国や台湾のメーカーも参入してくると言われており、国内の蓄電池市場は、一気に激化することが予想されます。
「家庭用蓄電池」に対しては、太陽光発電システムのような政府からの補助金は交付されません。電機業界にとって、新たな巨大市場へと発展する可能性を秘めた「家庭用蓄電池」ですが、本格普及のためには、製造コスト削減などによる低価格化への企業努力と公的助成の両面にカギがありそうです。
参考 :
東芝 http://www.toshiba.co.jp/
パナソニック http://panasonic.jp/
三洋電機 http://panasonic.co.jp/sanyo/
エリーパワー http://eliiypower.co.jp/
スマートエナジー http://www.smart-energy.jp/
ヤマダ電機 http://www.yamada-denki.jp/
エジソンパワー http://www.edisonpower.co.jp/
ビックカメラ http://www.biccamera.com
日経産業新聞(2011年7月19日付)
「ダイエットレストラン」で、夢の“満腹ダイエット”!
“ダイエット”と“レストラン”。一般的には結びつかないと思われがちです。それどころか、お互いに敵対すると言ってもいいほどです。しかし近頃、“太るのはイヤ…でも美味しいものも食べたい!”という相反する欲求に応えるべく、美味しい食事をお腹いっぱい食べて痩せられる、夢のようなレストランが出現して話題を集めています。今年の5月、東京・渋谷にオープンした「ナチュラルダイエットレストラン NODO」。食・健康・ダイエット、という3つのキーワードを“結ぶ”(伊=NODO)役割を担うという意味を込めて名付けられた、イタリアンベースのレストランです。「血糖コントロール理論」が持論の日本ダイエット協会会長、戸田晴実氏をアドバイザーに迎え、すべて徹底した低糖・低カロリーのメニューを実現。食事の量を減らすのではなく、糖質の少ない、つまり血糖値が上がりにくい食材の使用と調理法で脂肪の蓄積を防ぎ、メインディッシュからデザートまでのフルコースの総熱量が、なんと500kcal以下!「パルマ産生ハムとたっぷり野菜のサラダ」(88kcal)、「ワタリガニのミネストローネ」(42kcal)、「仔牛ロースと山形野菜のグリル」(103kcal)など、どのメニューもダイエット料理にありがちな“味気のなさ”“物足りなさ”からくるストレスを感じることなく、美味しく楽しく満腹になれるというところがリピーターを増やしている理由のようです。ランチは1,500円~、ディナーは2,800円~。同じく5月、東京・銀座に開業したのは「グルメドクター」。店名が示すように、メニューの監修にはアンチエイジングを専門とする医師を、また総料理長にはダイエットドクターを迎え、“知らないうちにダイエット、気づいたときにはデトックス”を合言葉に、美味しく食べれるダイエットレシピを考案。人気は、「農園野菜のトマトカレー」(391kcal/1,200円)や17種類の食材を使った「バランスバーガー SA-17プレート」(395kcal/980円)、「季節野菜のセイロ蒸し」(71kcal/900円)など。
また、スポーツジムとダイエット料理のコラボレストランが、「b-ZONE」(東京・日本橋/運営・C-プランニング)。ジムで行うダイエットプログラムの一環として、高タンパク・低糖質・低脂質・ノンオイルの料理を提供していたのを一般の人にも開放しようと、昨年、誕生しました。
個人レベル、家庭レベルだったダイエット挑戦料理が、街なかのレストランへと広ががり、自宅では味わうことのできないプロの味で理想的な健康や美容を手に入れることができる。そんなレストランを待ち望んでいた人は、決して少なくないはずです。
参考 :
ナチュラルダイエットレストラン NODO http://www.nodo-diet.com/
グルメドクター http://www.gourmet-doctor.com/
C-プランニング http://c-pn.co.jp/
日経MJ(2011年7月18日付)


